・古道づいてる訳でもないのですが、今回は龍神街道に行ってきました。
龍神街道というのは紀州徳川家の殿様が龍神温泉へ湯治のために通ったとされる道です。
もっとも、今は県道13号と19号(美里龍神線)に吸収され、清水から先は湯川のあたりで道が途絶えているようですね。
そんな訳で古道らしい雰囲気はありませんが、年々道も良くなってきて自転車で走るにはいいですよ。
<コース>伊太木曽から馬路峠(約100m)を抜け、美里から遠井辻(約640m)を越えて清水に出るまでは龍神街道です。
その後は二川ダムから金屋へ向かい、黒沢(約400m)を超えて帰りました。走行距離は約100kmでした。
・古史研究家のチャリダーTu氏によると馬路峠は龍神街道では無いとの事。かつては黒岩から小池峠の方へ抜けていたそうです。
まあ、戦時中は黒岩に戦車の道を作ったとかいう話もしていたので、この話も本当かどうか怪しいところです(笑)。
・古道を通る度に思うのは「昔の人は偉かった」という事。殿様ですから多分籠を担いでゾロゾロと龍神まで歩いたのでしょう。
今回は夏の間の運動不足がたたり、腰、尻、足の順番で悲鳴を上げ始め、最後はヨロヨロと帰還しました。
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